不快な広告や有害なサイトをブロックしてくれることで有名なAdGuardですが、今回は広告業者の視点からステルスモードの解説をしてみます。最後にお得なクーポン付きです。初心者向けの解説はこちら
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Windows版: AdGuard for Windows
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まずは設定からステルスモードを開きましょう。
高度な追跡防止にチェックを入れて、一般のタブから見ていきます。
・検索クエリを隠す
→ 例えばGoogleで "パソコン" と調べたとします。サイトの上部にAmazonが表示されたので、クリックしてAmazonを訪問します。この際、Amazonの管理者は、Googleから "パソコン" と検索したユーザーが訪れてきた!ということが分かるのです。検索クエリを隠すことによって、どのような検索ワードからAmazonに訪問してきたのかが分からなくなります。
・Do-Not-Trackヘッダを送信する
→最近ネットでニュースを見ていると、あなたにオススメと表示されるニュースや、自分が過去に読んだニュースに関連したニュースが表示されることがありませんか?これは関連した記事を表示させるとこによって、より長くサイトに滞在してもらい、広告収益を増やそうという仕組みなのです。Do-Not-Trackヘッダを送信することによって、私のことを追跡しないでね!とサイト運営者に意思表示を送ることができます。しかしながら、これはあくまでお願いに過ぎないので、チェックを入れても効果は限定的です。
・追跡パラメータを削除する
→ 広告主は、ユーザーがどこの広告をクリックしてきたのか、その広告をクリックしたユーザーの購入率は高いのか低いのかをかなり気にしています。購入率が高い広告には予算を増やして、購入率が低い広告は予算を減らすためです。追跡パラーメータを削除することによって、購入率の追跡を難しくします。
・サードパーティクッキー
→ サードパーティクッキーという言葉を最近よく聞くと思いますが、なんだかよく分からないという方は多いのではないでしょうか。一言でいうと、広告業者の追跡ツールです。ユーザーがクリックした広告の購入率を追跡します。最近では多くのブラウザがサードパーティを標準でブロックしています。"サードパーティ・リクエストのキャッシュを無効化" と、"サードパーティのAuthorizationヘッダをブロックする" にもチェックを入れておきましょう。
・ファーストパーティクッキー
→ ユーザーが訪問中のサイトの利便性向上に使用します。ファーストパーティクッキーを削除してしまうと、強制的にログアウトさせられたりします。不具合が発生することが多いので、チェックは入れないようにしましょう。
・WebRTCをブロックする
→ VPNを使ってIPを偽装してる場合でも、生IPが漏れてしまう可能性があります。匿名性を高めたい場合はチェックを入れましょう。
・プッシュAPIをブロックする
→ 新着メールや速報ニュースが届いた時に、ブラウザ上に通知がきますよね。ユーザーを何としても自分のサイトに長く滞在させて広告収益を増やしたいのです。通知が不要な際はチェックを入れましょう。
・ロケーションAPIをブロックする
→ アプリをインストールした際に、位置情報の利用を許可しますか?という確認が表示されますよね。それのブラウザ版がロケーションAPIです。自分の位置情報を渡したくない場合はチェックを入れましょう。
・サードパーティからリファラを隠す
→ YouTubeの動画広告をクリックすると、広告業者にはYouTubeからお客さんが来店しました!と判別できるようになっています。広告業者に情報を渡したくない時はチェックを入れましょう。
・ユーザーエージェントを隠す
→ サイト運営者や広告業者は、訪問してきたユーザーがどのOSを使っているのか、どのブラウザを使っているのかが簡単に判別できます。Windowsを使っているユーザーは購入率が高いから予算を増やそう、Firefoxを使っているユーザーは購入率が低いから予算を減らそうといった広告戦略に使えるのです。OSやブラウザ情報を渡したくない時はチェックを入れましょう。
・IPアドレスを隠す
→ こちらも広告戦略に使えます。都内に建てた分譲マンションを販売する際、沖縄に住んでる人や北海道に住んでる人に広告を見せるよりも、東京周辺に住んでる人に広告を見せたいですよね。TwitterやFacebook、Googleなどの広告は、県単位で見せる広告を選択できるようになっています。IPアドレスを隠すことによって広告の標的になるのを防いでくれます。しかしながら、TVerなどの動画サイトによっては、日本IPにのみ動画を観れるようにしてあるため、チェックを入れると不具合が発生する可能性があります。それでもIP情報を渡したくない時はチェックを入れましょう。
以上、広告業者の視点からステルスモードを解説してみました。正直なところ、広告フィルタを有効にしているだけで99%の広告や追跡ツールはブロックできると思うので、ステルスモードはあくまで補助機能として見ておいた方がいいでしょう。
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